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ビジネス東京海上日動 スキルアップセミナー開催 33事例発表2015年11月20日08時05分

 東京海上日動ベターライフサービス(東京都渋谷区、田中和久社長)は、10月16日、社内研修会「スキルアップセミナー2015」を開催した。同社の33ステーションが「認知症の疾患別の特徴と生活上の観察・ケアのポイント」をテーマに、事例を発表した。

 同社では、6月15日に日本介護支援専門員協会常任理事の助川未枝保氏による同テーマの講義を、全社員が受けた。受講内容を踏まえ、各チームは再アセスメントを行い、ケア内容を見直し。今回はそれを元に3カ月間実践した認知症利用者とその家族へのさまざまな取組みが発表された。土田晋也事業部長は「共有した情報を、今後さらに多くの利用者のケアに活かしてほしい」とセミナー開催の意義を語った。

 「ステーション賞」を受賞したのは、初台ステーションの「86歳の復活劇」。サービス開始当初は、同居する家族ともほとんど交流がなく、閉じこもり状態だった86歳の認知症女性に対するアプローチを紹介した。脱水症状で倒れたことがある利用者だったため、こまめな水分補給が課題だったが、無理に勧めるのではなく、好きな飲み物を家族に買ってきてもらうなど、本人の意思を尊重する工夫をした。あまり干渉しなかった家族の考え方も徐々に変化していったという。

 また発表者は「利用者の生活を支えるため地域住民に協力を仰いだことが、利用者の孤独感を和らげた」と強調した。元々商店街でのおしゃべりが大好きだった利用者は、地域との交流を通し、生活意欲が目に見えて戻ってきた。発表者はインフォーマル面からも環境を整えることで、職員との信頼関係や、利用者と家族の絆も同時に築けたと語った。

 講師の助川氏は「地域との関係づくりは難しいのが実情。そんな中で、一つのあり方を示唆してくれる取組みだった」と評価した。

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