ケアマネジャーはじめ介護・医療に携わる皆さまへ様々な最新
情報を深く分かりやすくお伝えする「シルバー産業新聞」です。

Care-new.jp

大中小 テキストサイズ変更RSS

シルバー産業新聞

ビジネス毎年10%伸び目指す 日本ケアサプライ(1)2012年7月 3日15時04分

 レンタル卸の老舗、日本ケアサプライの業績が回復してきた。12年3月期の業績予想は年商87億円、営業利益9億9000万円。厳しい市場競争の中で、 3期連続の売上げ増になった。就任3年目を迎える金子博臣社長は、今期から向こう3年、毎年売上げ10%増をめざすための中期ビジョンを掲げた。

  • js1206[1].jpg
  • 日本ケアサプライ 金子博臣社長


 

――中期ビジョンでは、新たな事業拡大期として捉えている

 当社の事業のベースとなる介護保険の福祉用具レンタル市場は年間8%増と堅調に推移している。12年改正で福祉用具事業者には個別サービス計画の作成が義務付けられ、サービスの質の一層の向上が求められるようになった。今改正は介護人材不足の中で、サービス量の抑制だった06年改正とは国の福祉用具に対するスタンスが変った。これを好機と捉えて当社はサービスの質の向上をめざす福祉用具事業者の支援を行うとともに、日本同様に高齢者化が進む中国への展開などによって業績を伸ばしたい。

日本メーカーの中国支援

――中国での展開とは。

 中国医薬集団総公司傘下の国薬嘉運国際貿易公司との間で、中国国内での福祉・介護・リハビリ関連商品の販売・レンタル事業の共同推進に関する覚書を締結した。国薬嘉運のいわば親会社である中国医薬集団総公司は中国政府直轄の事業体である。今回の提携で当社の親会社である三菱商事の中国法人の協力を得ながら、中国国内で生産された優れた日本品質の福祉用具を国薬嘉運へ紹介・販売を行うとともに、これまで培ってきた福祉用具の選定のためのノウハウの提供も行う。将来は福祉用具レンタルについても共同事業化を検討する予定。すでに車いす、歩行器、リハビリシューズ、ポータブルトイレなど、数社の日本メーカーと交渉を始めている。

サービス拠点の拡充

――国内はどうか。

 12年以降は介護ニーズのさらなる増大の中で「あらたな拡大」の第3ステージとして捉える。福祉用具サービス計画の導入によって、当社の顧客である福祉用具事業者は、福祉用具の提供時の適切なアセスメントやマネジメントが求められる。当社の役割はこれに応えること。12年3月末時点で全国に81ある営業拠点(福祉用具サプライ73拠点・在宅介護サービス拠点8拠点)を、12年度上期に7拠点の新設・移転を行い、迅速なサービスを行うとともに、IT活用の新たな後方支援事業を展開する。

(2)につづく

<シルバー産業新聞 2012年6月10日号>

「ビジネス」カテゴリーの最新記事

シルバー産業新聞購読のご案内

発展する「シニアマーケット」の動向など、確かな業界情報はシルバー産業新聞から。

1年間(12回)
7,700円(送料・税込)
2年間(24回)
14,214円(送料・税込)
3年間(36回)
19,545円(送料・税込)

購読、書籍のお申込みはコチラ

  • 福祉住環境コーディネーター検定試験
  • SSL グローバルサインのサイトシール