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ビジネスフジケア 認知症に力点置く複合介護サービス開始2012年6月14日10時17分

防菌・消臭光触媒を全面に導入

 フジケア(北九州市小倉北区、山本厚生社長)は4月1日から複合型介護施設「都の杜」の運営を開始した。

 都の杜は市内でも高級とされる住宅街に位置し、3階建て敷地面積約2000㎡、延べ床面積2300㎡。1階がデイサービス(定員25人)と小規模多機能型居宅介護(25人)、2階が住宅型有料老人ホーム(21人)、3階がグループホーム(定員9人×2ユニット)となっている。

 グループホームは北九州市の公募をパスした事業所で、小規模多機能との一体型も採用の決め手になったという。1階には地域交流スペースも設けられ、子ども会や、趣味、サークルの場として地域に開放。また特定事業所加算Ⅰの条件を満たす居宅介護支援事業所も併設されているのも同所の大きな特色だ。

 フジケアはこれまで訪問介護、訪問看護、デイサービス、グループホームなどさまざまな事業を実施してきたが、小規模多機能は初の試み。同社の白木裕子副社長は「グループホーム入居者でもBPSDが落ち着くと、在宅に戻れるケースもある。その場合、家族介護だけでは困難でフォローは小規模多機能がベストだと思う。さらに一体型だとリロケーションダメージも軽減され、同一企業の職員だけに情報交換も徹底できる」と都の杜開設の目的を語る。

 同所では個別ケアの徹底化も推進。入浴は一人ひとりの個浴で利用者が変わるたびにお湯も入れ替える。デイサービスでは午前、午後それぞれに1時間程度の個別活動タイムを設け、リハビリ機器による運動、浮腫を改善するメドマー、パソコンなど複数のメニューを用意。さらに昼食後は歯科衛生士による口腔ケアや発声練習などオーラルケアにも力を入れている。

 さらに都の杜の特色として床面やエアコンのフィルターなどに、同社の親会社フジコーが開発した光触媒「MaSSC」を全面導入し、徹底した除菌・消臭を実施していることが挙げられる。MaSSCは大学と共同開発された光触媒。高い殺菌力と消臭効果が持続し、すでに北九州の公共施設などでも採用されている。スペースを取ることもなく、免疫力が落ちた高齢者が集団生活する場所にまさに最適の建築材料といえ、事実消臭効果が強いため都の杜では一切臭いが気にならない。ソフト、ハード両面で高齢者ケアを考え抜いた都の杜には全国から見学に訪れる関係者も多い。

<シルバー産業新聞社 2012年5月10日号>

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