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長崎造船所 日本の近代化物語る世界遺産

ne1608gk.jpg 三菱重工業長崎造船所は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の1つ。前身である日本初の艦船修理工場「長崎鎔鉄所」の設立から数えると、今年で158年になる。現在に至るまで、軍艦から漁船、タンカーや客船などさまざまな船を建造しており、昨年フィリピン沖で発見され話題を呼んだ当時世界最強最大の戦艦「武蔵」誕生の地としても知られる。

 現在資料館として公開されている美しい赤煉瓦の建物は、1898年に建設された同造船所最古の建物。元は造船所に併設された鋳物製造のための模型を作る「木型場」だったが、新しい木型場が完成したことで、歴史を語る場へ生まれ変わった。

 「せっかくのスペースを有効活用するべきだという当時の所長の鶴の一声に、OBや社員をはじめとした関係者がさまざまな資料を寄贈してくれました」と振り返るのは、資料館設立当初から携わる稲岡裕子さん。館内は官営期コーナーなど13コーナーに分かれ、約900点もの貴重な展示物が揃っていると説明する。

ne1608gk2.jpg ボイラーやタービンなどは実物を展示している。中には日本初の電動クレーン「ジャイアント・カンチバークレーン」や工作機械「竪削盤」なども。「ここには産業技術の『日本初』が凝縮されています。いろんなところで驚いてもらえると思います」と稲岡さん。また、三菱財閥創業者の岩崎彌太郎が残した手紙のほか、「霧島」や「隼鷹」など同造船所生まれの壮大な軍艦の写真も多い。

 同館一番の見どころは、固定の展示物ではなく日本人のひたむきさを感じ取れる点だと稲岡さんは強調する。「実物と資料、双方から短期間で日本の技術が向上していくさまがわかってもらえると思います」

【開館時間】9時~16時

【休館日】毎月第2土曜

 見学は完全予約制(当日予約可)。

 ☎095-828-4134

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