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シルバー産業新聞

水泳 京都市 百成芙美子さん(75)

60過ぎて覚えた水泳

コーチ・仲間に恵まれメキメキ実力向上

123.jpg バタフライの25mと50mに初出場する百成さん。

 初めてプールに入ったのは、58歳の時。学校にプールがなかったので、水に親しむことはなかった。

 50代になってから、腰痛に悩まされ、医師にプール歩きを勧められたのが、プールに入るきっかけになった。

 プールに顔を付けることから、水泳を教わるようになり、やがて7、8年たって、思ったよりスムーズに泳げている自分に気づき、びっくり。いつの間にか泳ぐことが楽しくなっていた。

 ジムが閉鎖になり、新しいプールに変わってからは、よいコーチに巡り合い、クロール、背泳、平泳ぎ、バタフライとすべて会得した。中でも、最もきついといわれるバタフライが得意だ。

1234.JPG しかし、介護をしていた母親が亡くなった翌年67歳の時に、中耳炎を患い手術。1年間休会を余儀なくされた。プールに戻ってからも、怖くて泳げない日が続き、やむなくプール歩きだけの日が長く続いた。その間、ずっと見守ってくれたコーチや仲間たちのアドバイスを受けながら、再び泳げるようになった。

 若い時に競技を経験していないにもかかわらず、素直にアドバイスを聞いたことが良かったのだろう。実力を伸ばしてきた。4年前には、京都・滋賀マスターズ水泳大会に初出場して、25mバタフライ(70~74歳)で20秒70の大会新記録で優勝、大会の最優秀選手に選ばれるまでに。

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 現在、週3回1時間半の練習を欠かさない。転居して遠くなった自宅から、地下鉄で40分かけ、最後の1駅は歩いて通っている。さらに週1回は筋トレを取り入れている。練習は気の合った楽しい仲間と一緒にできるのが嬉しいそうで、なかでも今回ねんりんピックに一緒に出場することになった山脇隆子さんからのアドバイスが非常に参考になる、という。

 若い人との合同練習などでは、ついていけないこともあり、71、72の時より力が少し落ちたと感じているが、ねんりんピックは75歳以上の部なので、75歳になったばっかりの今年がチャンスと思っている。

 今でも試合の前の夜は眠れないし、スタート台に上がると「怖い」という。

 数々の世界記録をもつ101歳の現役スイマー・長岡三重子さんのように、「生涯水泳を続けること」が人生の目標だ。

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