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シルバー産業新聞

ターゲット・バードゴルフ 中島洋子さん(栃木市)

結婚50周年の節目に夫婦二人三脚で挑む初のねんりんピック

1404nakajima.jpg 日本発祥の「ターゲット・バードゴルフ」はゴルフボールに羽根をつけたシャトルを打ち、地上50㎝の高さに設置した直径1mのネットへ入れる打数を競うスポーツ。ロングコースは90mほどの距離で、ゴルフ同様、18ホール(パー72)を1組3~4人でまわる。

 中島さんはねんりんピックの県予選で出場枠最後の3位に滑り込み、初出場を決めた。「しかも4位と1打差です。本当に最後は紙一重でした」と思い返す。

 ターゲット・バードゴルフに出会ったのは20年ほど前。近所の知人にすすめられ、ご主人と一緒に参加した。「本格的にのめり込んだのは70歳を過ぎてから」と中島さん。実はその歳まで自宅近くの工場に勤務し、主に変圧器の出荷前検査を担当していた。

 若年層の労働力不足もあり、会社から何とか残ってほしいと頼まれ続けた結果、43年間にわたりその職務を全う。「主人は60歳で早々と定年退職しました。私もいつ辞めてもよかったのですが、困っているのを見ると断りにくくて」と当時を振り返る。

 退職後はほぼ毎日、ご主人と一緒に自宅近くの専用練習場へ足を運ぶ。18ホールまわれば、おおむね1時間半程度を消費し、歩数にして5~6000歩。下半身の十分な運動につながっているという。

1404nakajima3.jpg スコアは平均して70台をキープ。中島さんは「最後のネットに入れる精度がないと、打数を重ねてしまいます」とワンショットの難しさを説明する。

 県内のターゲット・バードゴルフ協会会員数は約600人、うち栃木市は最多の130人を占める。特に中島さんが住む都賀地域は盛んで、いつも行く練習場は午前中、地域の高齢者でいっぱいになる。

 「みんな集まって話しながら体を動かす。これが健康の源です」と中島さん。「横のつながりが太く、練習に来ない人がいると周りが心配し勝手に連絡します」と社会参加の大切さを語る。

 ご主人は今回、大会には出場せず、競技役員として運営を支える。「世話焼きな人ですので、その方が合っているかもしれません」(中島さん)。食品卸業を60歳まで営み、退職後は民生委員を9年間務めた。独居高齢者への声かけや、介護施設でのイベント参加など、地域の活性化に注力してきた。

 歌が大好きで、県ののど自慢番組にも出場できるほどの実力だという。夫婦そろってカラオケに行く際は中島さんも「先生」と慕う。

 今年は結婚50周年の記念年。3月には本州最北端の青森県・大間崎へ旅行に行った。「ほどほどに喧嘩することと、若い人には干渉しないこと」。中島さん流、長続きの秘訣だという。

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自宅から近い練習場でご主人と

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