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バレーボールが人生の共通項 地域で指導・普及活動も

ソフトバレーボール

長崎県佐世保市 北島出さん(72)恵さん(64)

04kitajima.jpg 2人とも今回がねんりんピック初出場。4人1チームで行うソフトバレーボールの同じチームで戦う。地元開催がきっかけで、現在所属するクラブ「西海パールズ」の知人から誘いを受けて加わることに。ねんりんピックに向けたチームを作り、見事出場を決めた。

 「監督から、目標は優勝だと言われています。足を引っ張らないよう、力まず楽しくやりたいと思います」と出さんは控えめ。それでも「歳を重ねても、負けん気だけは衰えない」とまんざらでもない様子だ。

 チームの練習は週2回、夜7時頃に集まり2時間ほど汗を流す。このほか、北島さん夫婦は9人制バレーボールのクラブ活動にも参加しており、夜はほぼバレーボール漬けの毎日。恵さんは「夜も一緒に出掛けられます。2人で同じスポーツをしているのがいいのかもしれません」と結婚42年、円満の秘訣を明かす。

 出さんは毎朝、犬の散歩ついでに佐世保市にある、富士山の形をした愛宕山(標高259m、別名「相ノ浦富士」)を15~20分ほどかけて登り、しっかり汗をかく。「放っておけば年とともに身体が衰えてしまいます」と出さん。「家族の世話にならず、元気に死ぬ」をモットーに、体力づくりに余念がない。 2人ともバレーボールは中学から始め、キャリアは十分。

 身長180㎝の出さんは高校時代、1年間で15㎝も背が伸びたそうだ。また、バレーボールに突き指はつきものだが、出さんの右手小指は、突き指どころか脱臼し曲がったままの状態。「普段は痛くないのですが、物をつかみづらいのが不便。よく小銭をこぼしてしまいます」と、歴戦の勲章をさすりながら話す。

04kitajima2.jpg 1969年に初めて長崎で開催された国体に恵さんは高校生チーム、出さんは教員チームとしてそれぞれ出場。出さんの教員チームは今も年1回旅行にいくなど、交流が続いている。恵さんはその教員チームのキャプテンの元教え子。出さんが30歳のときに紹介してもらったのが出会いだったという。

 北島さん夫婦のDNAを継ぐかのように、4人の子供も全員バレーボールを経験。うち2人は社会人のプロチームでもプレーしていた。「特に、自分からすすめた覚えはないのですが」と出さん。そう言いながらも、夏休みは小学校バレー大会に孫を集めてチームを作り出場している。

 バレーのためなら労力を惜しまない出さん。地域の中学校でいわゆる弱小チーム、また指導者が不足しているチームへは率先して足を運び、指導にあたる。

 「少子化でチームが作れない学校もあります。出しゃばりですが、バレーをもっと広め、競技人口を増やしていくことが何よりの生きがいです」。

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