第22回 介護支援専門員 実務研修受講試験問題(3月実施分)【解答・解説】学校法人 藤仁館学園

保健医療福祉サービス分野(総合) 分野別テスト

あなたの点数は 20/25

問41正解不正解

訪問看護について正しいものはどれか。3つ選べ。

解答と解説

正解は…1・4・5
  1. 要介護度別傷病分類では、循環器系の疾患(高血圧性疾患・虚血性疾患・脳血管疾患等)が最も多く、次に多いのが筋骨格系及び結合組織の疾患(炎症性多発性関節障害・関節病・脊柱障害等)である。要支援においては、循環器系疾患が30%、次に筋骨格系となっている。
  2. 訪問看護の内容にはリハビリテーションも入っている。他は、病状の観察と情報収集、療養上の世話、診療の補助、精神的支援、家族支援、療養指導、在宅での看取りの支援などである。

問42正解不正解

次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。

解答と解説

正解は…1・2・4
  1. 在宅で看取ることに患者・家族の負担が大きくなりすぎる場合もある。後方支援の病院での看取りも選択肢としてあることを説明することは重要である。
  2. 医師法第20条但し書き「医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証明書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。但し、診療中の患者が受診後24時間以内に死亡した場合に交付する死亡診断書については、この限りではない」
  3. 医師が到着後に死亡を確認した時刻ではなく、医師は死体検案によってできる限り死亡時刻を推定し、その時刻を記入する。

問43正解不正解

居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

解答と解説

正解は…1・2・4
  1. 薬剤師が行う居宅療養管理指導は、医師又は歯科医師の指示に基づき行い、提供した居宅療養管理指導の内容について、医師又は歯科医師に報告しなければならない(居宅サービス等の運営基準第89条第2項)。医師の指示なく、介護支援専門員に情報提供することはできない。
  2. 管理栄養士や歯科衛生士も行うことができる。

問44正解不正解

介護保険施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

解答と解説

正解は…1・4
  1. 介護医療院には要支援の者は入院できない。介護医療院に入院できる者は、「要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者」である(法第8条第29項)
  2. 介護支援専門員は1人以上配置する。
  3. 感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会は、「おおむね三月に一回以上、定期的に開催するとともに、感染症が流行する時期等を勘案して必要に応じ随時開催する必要がある」。介護老人保健施設の運営基準について 第四の24(2)①

問45正解不正解

介護保険施設の施設サービス費における栄養マネジメント加算について正しいものはどれか。3つ選べ。

解答と解説

正解は…1・2・5
  1. 医師、管理栄養士、歯科医師、看護師、介護支援専門員その他の職種の者が共同して栄養ケア計画を作成する。
  2. モニタリング間隔の設定にあたっては、低栄養状態のリスクの高い者及び栄養補給方法の変更の必要がある者(経管栄養法から経口栄養法への変更等)については、おおむね2週間ごと、低栄養状態リスクの低い者については、おおむね3月ごとに行う。
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