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生活支援の提案者「福祉用具プランナー」

テクノエイド協会

常務理事 長田 信一さん

長田常務理事.jpg 皆さんが車いすや電動ベッドといった福祉用具を借りたり、あるいは購入したりする場合、さらに介護を必要とされる方のための住宅改修を行う場合、不安に感じることはありませんか。福祉用具プランナーはこのような場合に総合的な支援を行う「生活支援の提案者」ともいえるものです。そのため、福祉用具プランナーはまず最初に、福祉用具を実際に利用される高齢者や障がい者の方々の身体の状況、住まいの環境などの生活環境をアセスメントします。その上で、専門的な見地から福祉用具などについての適切な情報提供と選定支援、操作指導、さらには使用状況のフォローアップやメンテナンスを行います。

100時間超のカリキュラムを修了

 この福祉用具プランナーは、高齢者の身体特性やケアマネジメントを含む各種福祉用具の基本的な内容をeラーニングで48時間学んだ後、相談援助のためのプランニングなどの演習、さらに起居用具、移動用具、床ずれ防止用具、排泄関連用具と住宅改造などについての実技、演習さらに修了試験を含む52.5時間の集合研修、合せて100時間を超えるカリキュラムを終えることが必要です。現在、福祉用具プランナー研修の受講修了者は全国で約1万3,000人おり、多くの福祉用具レンタル事業所などで活躍しています。高齢化が進み福祉用具の需要が高まる一方で、福祉用具の進化も急速で、介護ロボットの一般実用化も遠くない将来に実現しそうです。私たちテクノエイド協会は、今後とも、質の高い福祉用具プランナーを一人でも多く養成していくこととしています。

 当協会では、他にも全国の福祉用具メーカーから福祉用具の構造や性能などの情報を収集し、ホームページ上で公開する事業(TAIS)や介護ロボットの開発や普及を支援する事業など多くの福祉用具関連事業を行っています。これらの事業を通じて、福祉用具を必要とする高齢者や障がい者の方々が地域で自立した生活が送れるよう、一層の努力をしてまいります。
 

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