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シルバー産業新聞

安全性を確保するJIS規格

日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)

専務理事・事務局長 清水 壮一さんJASPA清水専務理事.jpg

 JASPAでは、福祉用具の安全・安心及び国際化を重点項目として取り組んでいますが、新たに福祉用具のロボット技術に関する視点からも取り組みを行うこととしています。福祉用具の重大事故の発生件数は、最近は減少していますが、引き続き安全・安心に向けた活動を継続して行っています。国内での製品の安全性確保のためのJISの新規作成はほぼ終了しましたので、今後は、JISについては、主に過去に作成したJISの改正に取組みます。
 
 福祉用具のハード面の取り組みについては一応の目処がつきましたので、今後は、福祉用具の使い方等のソフト面の一層の取組みを行っていきます。バリアフリー展やHCR等の各種展示会で安全な使い方のための説明会等を引き続き実施しています。さらに、会員向けに品質マネジメントシステムの構築のための研修会を開催し、重大事故情報及びその他事故情報、注意喚起文書、会員からの製品安全情報をホームページによる発信等の広報活動を引き続き実施しています。

国際標準策定の取り組み

 また、30年後の高齢者の人口の減少に伴い縮小していく福祉用具の国内マーケットに対応するため、今後は、現在5%程度の低い輸出比率を高め、海外に活路を求めていくことが重要となりますが、特にスペックの変更の必要のないアジア地域への輸出を容易にするためにアジア人の体格を反映した国際標準を策定していくことが重要となりますので、積極的に国際標準の策定に取り組んでいます。JASPAでは、日中韓3国共同で策定した座位変換車いすやシルバーカー等のほか、国の重点取組分野ともなっているロボット技術を用いた福祉用具のうち、移乗介助、屋外移動支援、屋内移動支援、排泄支援及び入浴支援の5分野のロボット介護機器の国際標準化について取り組んでいます。
 

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