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シルバー産業新聞

研究開発助成や普及事業を通じ、ユーザーニーズに応える

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新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)

バイオテクノロジー・医療技術部

主任研究員 弓取 修二 氏

 

 

 

 

 

 

  NEDOでは、1993年度から福祉用具の研究開発及び普及の促進に関する法律に基づき、福祉用具の実用化を促進するため、企業等に助成金を交付しています。これまでに、2012年8月時点で、終了時業者数183件、その内、96件が実用化を果たし、約52%の高い実用化率を達成しています。12年度福祉用具実用化開発推進事業としては、新規採択2件、継続12件の合計14件の開発テーマを助成しています。いずれも優れたアイデアで、開発終了後の速やかな実用化が期待されています。

 また、福祉用具の開発・普及の促進を図るため、福祉用具に関する技術動向やユーザーニーズの動向等の調査・分析を実施すると共に、国際福祉機器展(HCR)やバリアフリー展に出展して情報提供を行っています。さらに、昨年度に引き続き国立障害者リハビリテーションセンター研究所とともに「福祉工学カフェ」を開催しています。

 この取り組みでは、より良い福祉用具開発につながる機会を増やすことと目的として、ユーザーと開発者等が一堂に会し、身近なニーズから福祉用具開発のあるべき姿まで幅広く意見交換が行われています。これまでに8回開催し延べ300名を超える参加者により事例発表、討議等が活発に行われました。年6回程度開催していますので、最新の開催については福祉工学カフェのホームページ(http://www.rehab.go.jp/ri/event/at_cafe2010/top.html)をご参照ください。

 調査・分析として昨年度は、「福祉用具開発における現状分析と今後の方向性に関する検討」に関する調査を実施しました。この調査結果から福祉機器産業界の振興に向けた方策案として、福祉関連企業以外との協業体制を有する福祉用具開発、等が提言されました。

 これを受けて、早ければ12年度の後半には、福祉用具実用化開発推進事業のうち実証試験枠として普及を意識した公募を実施する予定です。詳細な情報はNEDOのホームページ(http://www.nedo.go.jp/)をご参照ください。

 今後とも福祉用具の研究開発助成や普及事業等を通じて、福祉用具を必要とされる方々のニーズによりいっそう的確にお応えできるよう取組んでまいりたいと考えています。

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