ケアマネジャーはじめ介護・医療に携わる皆さまへ様々な最新
情報を深く分かりやすくお伝えする「シルバー産業新聞」です。

Care-new.jp

大中小 テキストサイズ変更RSS

シルバー産業新聞

介護保険と在宅介護のゆくえ
介護保険と在宅介護のゆくえ(86) 後半:レンタル1人単価減少を利用者増で対応2019年5月30日17時50分

(承前)

レンタル1人単価減少を利用者増で対応

 厚生労働省の経営実態調査では、15年の史上最大のマイナス改正により、ほとんどの事業所の収支が悪化する中で、収支差率がアップしたのは国が拡大を進める小規模多機能や定期巡回サービス、看護小規模多機能だった。これらは、国が訪問介護や訪問看護、デイサービス、ショートステイなどいくつかのサービスを、1つの事業所がまとめて提供する形にし、報酬は介護度別に一律の「上限設定サービス」へと変更しようとしている中で、報酬や事業開始時の補助金などで誘導を図っていることも一因だ。

 そのような中、16年度決算で唯一黒字が増えたのが、福祉用具貸与だ。公定価格でないために報酬が下げられなかったのである。それが18年10月から、レンタル価格の上限設定を導入したことで、利用者1人あたりの単価が前年より減少した。

1905_03a_Yukue_Fig01.jpg

 しかし、要支援者の4割、要介護者の6割が利用していたレンタルは、居宅サービス利用者で要支援者が減少する一方で、利用者が増えて総収益を確保しているのである。そこには福祉用具専門相談員の努力がある。

1905_03a_Yukue_Fig02.jpg

 ケアマネジャーには、独居者や認知症者が増えて医療ニーズも高まる中で、市町村の医療.介護連携を強化し、利用者の居宅生活の総合的支援にその力を発揮することが、これまで以上に求められている。

<前のページに戻る:「令和」改元による影響は?>

介護保険と在宅介護のゆくえ(86) 前半:新元号で請求ソフト改変、業務激増

 

2019年5月10日号 3面

 

「介護保険と在宅介護のゆくえ」カテゴリーの最新記事

シルバー産業新聞購読のご案内

発展する「シニアマーケット」の動向など、確かな業界情報はシルバー産業新聞から。

1年間(12回)
7,700円(送料・税込)
2年間(24回)
14,214円(送料・税込)
3年間(36回)
19,545円(送料・税込)

購読、書籍のお申込みはコチラ

  • 【お知らせ】電子版「シルバー産業新聞」
  • シルバー産業新聞申し込み
  • ハンドブック申し込み
  • SSL グローバルサインのサイトシール