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わたしは共用品 (39) 星川安之 トランプと扇子の共通点 [2018/05]2019年3月 1日16時45分

【文:星川安之 絵:Nozomilkyway

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 トランプと扇子(せんす)――。一見、共通点などないように思われるかもしれませんが、この2つ、一般に市販されているモノは、左利きの人には使いにくいという共通点があります。

 右利きの人が、複数のトランプカードを左手で扇形に広げると、それぞれのカードの数字とスート(スペード、ハートなどのマーク)はしっかり見ることができます。しかし、左利きの人が右手で扇形に広げると、数字とスートは消えてしまいます。これは手品ではなく、数字とスートがカードの左上と右下の2カ所しか印刷されていないためにおこる現象です。

 一方で扇子はというと、扇子を広げて左利きの人が左手であおぐと、扇子はだんだん閉じていってしまいます。右利きの人が右手であおぐとそのような現象はおこりません。

 それぞれ解決方法があります。扇子は作る段階で織り方を逆にすることで、左利き用の扇子になります。しかし、人口の約1割の左利きの人用の扇子は、残り9割の右利き用と違いたくさん売れないため値段が高くなってしまいます。

 一方トランプは、左利き用に右上、左下にだけに数字とスートを印刷すると、左利きの人にとっては使いやすいカードになりますが、9割の右利きの人には使いづらいものになります。ではどうするかですが、右利き、左利き両方の人たちが使いやすくするためには、カードの四隅に数字とスートを印刷することで、問題が解決します。

 一度作ってしまったものを直すのは大変です。最初から左利きの人が使うことを考えるといいですね。

2018年5月10日号

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